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【閉店】イタリアン CIELO BLU/チェーロ・ブル(鎌倉・雪ノ下)

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※こちらのお店は2019年9月末を以って閉店されました。 ここで腕を振るっていたシェフがまたいつかどこかでお店を開かれたときには、そこを訪れて改めてブログの記事を書きたいです。 その時の思い出話程度にできればと考え、この記事は消さずに残しておこうと思います。 すっかりこのブログの生命線的なカテゴリになってきた鎌倉・雪ノ下のランチ事情。 今日は久々(このブログが動いていなかった頃、1年半以上ぶり)に訪れたイタリアン。 鎌倉雪ノ下:CIELO BLU/チェーロ・ブル チェーロ ブル 関連ランキング: イタリアン | 鎌倉駅 お店の場所は前々回に紹介した さくら の向かい、ファミリーマートの隣。 ボタニカルガーデンを思わせる特徴的な外観にイタリア国旗が掲げられている。 ここもコンセプトは量より質。前菜からドルチェまで飽きが全くこない味の多彩さ。 席数はそれほど多くないが樹木が生い茂る外観に対比して店内は開放的で明るく、訪れた時間はまだ12時前だったからかすぐ席に通された。 ランチタイムメニューはわかりやすくAランチ(1296円)とBランチ(2160円)。 AランチとBランチの違いは端的に言って肉料理とドルチェの有無。 今回注文したBランチのラインナップ: ・鎌倉の食材を盛り込んだ前菜盛り合わせ+自家製フォカッチャ ・牡蠣と海苔のレモンクリームソース、フェットチーネパスタ ・アンガス牛のグリル ・ドルチェ(後述)+コーヒー 前菜の盛り合わせには一口サイズの一品料理が並ぶ。それぞれの味を引き立たせるソースやバルサミコ酢も美味しく、ボリュームのあるフォカッチャを前菜と一緒に食べきってしまうくらい食欲をそそられた(これがパスタで失敗を呼ぶ)。 前菜:野菜と肉がバランスよく並び、これだけでもかなりの量 Bランチのパスタは大粒の牡蠣が入った海苔とレモンのクリームソースパスタ。 皿の大きさに対してこの見た目の量だったので「あれ?」と思ったのだが、厚みのあるフェットチーネは食べ応えがあり、次に牛肉のグリルが来たことを考えれば適量であったように思う。 座った席の位置的に、今回は全体的に写真が影がちになってる。申し訳。 海苔のクリームソースがこれもまた美味しく、一通り牡蠣と...

旬菜旬魚 さくら(鎌倉・雪ノ下)

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これまでに、鎌倉のランチとして 「大むら」 「八重寿し」 を紹介した。 「本日もランチ(CV:大泉洋)」。 これらの店にも定休日や臨時休業はある。 ある日たまたま両方お休みであれ困った、となった時に入ったお店の話。場所はやっぱり雪ノ下。 鎌倉雪ノ下:旬菜旬魚 さくら 旬菜旬魚 さくら 関連ランキング: 魚介・海鮮料理 | 鎌倉駅 場所は「大むら」と「八重寿し」と同じ金沢街道の途中。八幡宮から歩けば5分以内といった距離にある。 「鎌倉駅→段葛の道を八幡宮に突き当たったら右に道なりに歩き、途中に現れるファミリーマートの向かい」 と文字で表現すれば地図はいらない。 店内は掘り炬燵形式の4人掛けが2席、カウンターが4~5人分ほど。 路面では鎌倉野菜なんかも販売している。 店主は相当な熟練の方なのではないだろうか、壁に貼られるメニューのレパートリーがとにかく広い(それらは夜のメニューになるそうだが)。 味の繊細さ、素材の良さ故か。ランチメニューでも少し贅沢価格。 最近訪れたときに頼んだ2点。 海鮮しらす丼(1700円)。 店名に冠している文字どおり、旬の、しかもその日その日の市場で店主が目利きをして選んできた鮮魚が6種類しらす丼の上に乗って出てくる。 海鮮しらす丼(1700円)。この日は鯛系の魚が多かった(種類は失念...) 注釈のとおり、6種の海鮮は鯛を中心にしていることが多いと感じるが、1種は必ずマグロの珍しい部位。この日は眼の周りの肉。トロのような濃厚さと、筋肉質な歯ごたえの双方を感じる味だった。 また別の日に食べた鶏そぼろ丼(950円)。 鶏肉のそぼろだけでなく、その中に散りばめられている軟骨やショウガが食感や風味を引き立たせる。 卵黄を混ぜるとよりまろやかに ここの味噌汁はあおさ風味。磯の香りが好きな自分にとっては締めまで楽しい。 漬物や小鉢に至るまでそれぞれがゆっくり味わいたくなるくらい繊細な味なので、本格的な和食をランチで、というのが良ければ鎌倉でも随一の店だと思う。 その分、全体的に量はあまり多くはないし、値段もその他のランチメニュー(海鮮丼や金目鯛の漬け定食等がある)は2000円を超えてくるので、どちらかというと観光で訪れる人向けなのかな。 ...

八重寿し(鎌倉・雪ノ下)

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僕の最たる趣味(Jリーグ・NPB)はオフシーズン真っ只中の1月。 そんなわけで本日も鎌倉のグルメレポ。 鎌倉雪ノ下:八重寿し 八重寿し 関連ランキング: 寿司 | 鎌倉駅 、 和田塚駅 、 由比ケ浜駅 前回紹介した大むらとは同じ雪ノ下地区の寿司店だが、鎌倉駅からはだいぶ離れている。 鶴岡八幡宮を中心とした観光というよりは鎌倉宮、荏柄天満宮、あるいは報国寺あたりを徒歩で巡るコースを採るのだったら良い感じの距離感に位置していると思う。 鎌倉駅東口を出てすぐ右手の 京急バス5番乗り場から出るバス なら、どれに乗っても最寄りの 「岐れ道(わかれみち)」というバス停 にたどり着くので、行きや帰りの歩きが億劫ならバス一択。 観光地価格にしない/でもクオリティは下げない寿司ランチが嬉しい さてこのお店の寿司ランチは1130円。バラちらし丼かまぐろ丼の2種類。僕がよく頼むのは濃いくちの醤油とタタキの相性が抜群のまぐろ丼の方。 コストパフォーマンスは鎌倉という観光地の性格を鑑みても抜群に良いと思う。 寿司ランチ:まぐろ丼(1130円) こちらは仕事始めの日、上司が連れて行ってくれた際にご馳走になった上にぎり(2580円)。 この中でも特にアナゴの肉厚さ、本物のイクラの食感の良さ、添えられた細切れのネギが風味を引き立たせるアジに感激した。 一緒に出されるネギマ汁も特筆すべき味わい。 上にぎり(2580円)の真打登場感 どのコースにも付いてくるネギマ汁。個人的には影の主役 このお店もマスターが気さくにトークに応じてくれる。 カウンターも4席あるので、一人でもふらっと入りやすい。 木曜休み・ランチは15時まで 最近は立て看板に英語表記のメニューが加わった。マスターの知らぬ間に海外の鎌倉観光ガイドブックに人気店としてここの特集が載せられたんだとか。 八重寿しの面する金沢街道を徒歩で巡る観光客は近年日本人よりも外国人の方が多い気がするし、リーズナブルなランチ価格も併せてそういう客層にうってつけの店になってゆくのかも知れない。

和処 大村/大むら(鎌倉・雪ノ下)

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初めての本格的な投稿。 僕の職場は鎌倉にある。鶴岡八幡宮というこの地のランドマークからもほど近い。 そんな鎌倉で働き始めてから5年以上。いつも"ランチ問題"には悩まされてきた。 職場は小さな専門職事務所。もちろん社食はない。 幸いコンビニは徒歩数分の場所にあるものの、本格的なランチをとるには非常に難儀する地域。 在勤の僕だけでなく、鎌倉を訪れる人であれば誰もが直面するであろうこの地のランチ問題。 駅周辺、小町通り、段葛と観光では定番になるところも、 ランチの値段の高さと内容の中途半端さ には多くの人が頭を抱えるものと思う。 いや、観光地価格に対して量や質が不満な店が多いというのは鎌倉に限った話ではないか。 そんなことから新卒時代からつい最近まではお昼はほぼコンビニで済ませていたのだが、去年あたりから上司が見つけ、連れて行ってくれた定食屋さんに通い始めている。ここが鎌倉におけるランチの選択肢に外せない店になった。 鎌倉雪ノ下:和処 大村/大むら 和処 大むら 鎌倉駅からは徒歩15分ほど。鎌倉を訪れるのであれば鶴岡八幡宮は外さない人が大多数だろうから、観光のついでにはちょうど良い立地に思う。 段葛をのぼり、鶴岡八幡宮に突き当ったら右に曲がって道なりに歩き続けると目に入る鶯色の暖簾の外観。 店内の雰囲気は木目を前面に押し出していてなんとなく暖かい。 現在は東北出身のマスターが一人で切り盛りしていて、昼のラインナップは海鮮・焼き物・揚げ物中心だ。 特にリピートしているのが海鮮丼(通常1500円/値段については後述にも)。 マスターが自ら漁港で選んだ具材は日によって変わる(きょうはどんな魚があるのか初めに聞くのがおすすめ)。 このお店のどのメニューにも言えることなのだが、具材の質とボリュームが他の鎌倉グルメと言える店舗と比べても一際良い。 刺身定食の場合はご飯のお替り自由が付くのだが、もとの量を考えれば海鮮丼でも満足だと思う。 海老が乗っている日は頭を取って味噌汁に加えれば風味が一層高まり嬉しい。 夜の時間はまだ未踏だが、焼酎を中心にしてお酒を取り揃えているようだ。 全体的な価格帯は1200~1600円といったところ(具材の時価によって100円200円ほどの変動がある)...